総合栄養食とは

犬や猫が必要とする栄養素をすべて含み、そのフードと新鮮な水を一緒に与えるだけで健康を維持することができるように、理想的な栄養バランスに調整されているフードをの事を言います。「総合栄養食」と表示のあるフードは、ペットフード公正取引協議会がAAFCOなどの知見を反映し定めた栄養基準をクリアしたものや、給餌試験によって確認されたものです。
私たちの食事は、素材の栄養素を取り込んで、身体や健康を維持するので、偏った食事を続けた場合は身体や健康を害する事があります。その分、1回の食事でバランスを取るのではなく、結果的にバランスが取れたかどうかが重要になってきます。

犬猫の総合栄養食は、そこを考慮しなくて良い食事として便利ですが、AAFCOの栄養素を満たす事が目的になってしまい、素材から構成された栄養素で足りないものを、添加物で満たしているものも少なくありません。同じ栄養素であるとは思いますが、それが従来のように素材から取れるものと同等の価値があるかどうかは不明。また、そのように「足りないものを添加物で満たす」結果、AAFCOの求める数値にほとんど一致するものが多く存在します。

私たちの食事では、何品目もの原材料から不特定多数の栄養素を摂取しますので、結果としてグラフにするとバラバラの数値になります。もしかすると、「過多」に見えるものの中に必要なものがあったり、「過少」に見えるものが適切だったりの可能性はあります。その意味でも、無理矢理に数値を合わせにくる添加物を使用したフードではなく、原材料の持っている栄養素から結果としてAAFCOの基準を満たすような、そんなフードが望ましいと考えられます。